SocioInfo#20「AIを勉強しよう機械学習とは」〜前提知識がなくても大丈夫！pythonで機械学習〜

新型インフルエンザの影響で1年半延期となっていましたSocioInfoを開催します！！ 今回のSocioInfoは、AIの一つ機械学習をテーマに開催します。

仕事など多くの場合で大量なデータをもとに分析して判別したり、グループに分けたりといったことをおこないます。製造現場で品質管理、製品の判別、お店の入場者の確認、監視カメラで何が写っているのかなど判別したりと多くの場面で機械学習が使われています。多くのデータから判断するためのルールを作り、判断するといったことをどうやっておこなっているのか、体験してみましょう。

また招待講演では、義務教育でもプログラミングなどが始まりました。小学校の授業でも機械学習で写真を撮った花を判別してみたりといったことがおこなわれています。このような内容を知る上でも今回は機械学習がAIとしてどのように使われているのか、どんなことがおこなわれているのか知ることで、これからの社会に必要な知識を覚えることができます。 気軽に機械学習はどんなものかを勉強し、簡単に体験できればと思います。

前提の知識がなくても大丈夫！プログラミングが分からなくても、大丈夫です！一緒に勉強していきましょう！！

もちろん、いつも通り、ITが全くわからない人、技術の前提知識が無くても、誰もが参加しても楽しく勉強できるようにします。 ハンズオンは合宿なので、相変わらずゆるくやっています。懇親会も実施します。 その代わり、当日の検温を実施します。またあわせて体調が悪い場合には、当日の参加はご遠慮いただく場合があります。 体調が悪くなった場合には、遠慮なくご連絡ください。 アルコールの消毒、手洗いなどもおこなって安全に開催できるようにしていきましょう。

注意！！参加チケットは、connpassで申し込み管理しています。ご協力お願いします。

チケットのお申し込みはお早めに！！

内容、スケジュールは講師などの都合で変更する場合があります。ご了承ください。

概要

「現在、大きな変革の潮流が発生し、その潮流はデジタルを意識しない状態で多くのデータを活用したサービスが生まれています。そのサービスも生活の中にある日々の活動がスマートフォンや多くの機器などを通じた情報のやりとりによって蓄積された情報が活用されています。産業や生活、それぞれの経済活動はデジタルを抜きにしてはできなくなりました。そのなかで私たちは何がどうなって便益を享受しているのか、デジタル社会によってもたらされた利便性と一緒に、デジタルでなにができるのかを知ることは今後の社会を生きていくためにも必要なことになります。 このような状況の中、デジタルを活用した都市構想（スマートシティ）によって、便利なだけでなく新しい住民サービスができるようになりました。世界各国でデジタルで変革しより良い社会にするためにデジタルで社会をトランスフォーメーションさせること（DX）を実施しています。 また産業やサービスなどのデータなども活用してAIにて判別したり、分析して更なるサービスをおこなうことができたり、利便性のある第四次産業革命としての未来都市構想（スーパーシティ）に発展すること求められています。 新しい未来と社会、産業の進化に対応するためにも必要なことになっています。

鹿島臨海工業地帯では、もちろんのこと工業地帯や製造現場では、スーパー認定事業者になると定修の期間が8年に伸びたりなどのメリットがありますが、そのためには必要なのがIoT、AI、ビッグデータといったことを取り入れて、基本的なデータ分析の技術を身につけ、IoT/AIなどの技術を使いこなせるようにならないといけないといったことが、大切になってきます。

そうなるとデータを使って判断するAI,いわば機械学習を今覚えることは、現場としても必要なことなんです。

そこで今回の研究会では，「AIを勉強しよう機械学習とは」と題し、AIのひとつである機械学習をテーマに開催します。

多くのデータを活用して過去の情報から未来を予測するといったかたちでハンズオンをおこないます。初心者にもわかりやすく、2日間に渡りハンズオンで勉強しながら、pythonのプログラミングでデータを利用して機械学習を勉強しましょう。

招待講演では、飯尾淳教授（中央大学）、久保田善彦教授（玉川大学）、高野義彦主任研究員（物質材料研究機構）からお話を頂戴します。

もちろん、招待講演のみのご参加も歓迎しています。奮ってご参加ください。

ハンズオンは、分からないことが恥ずかしいのではなく、全員が分からないこととして楽しく初めての方も勉強できます。

*※ノートPCをお持ちになってください。

*※また、直接会場の波崎高等学校には、東京駅八重洲南口１番乗り場から、鹿島神宮行きにて鹿島セントラルホテルで移動します。鹿島セントラルホテルに到着しましたら、一緒に会場まで移動しましょう。

■内容

ハンズオン講演 「AIを勉強しよう機械学習とは」〜前提知識がなくても大丈夫！pythonで機械学習〜（ハンズオン1日目、2日目）　岡田忠（鹿島情報技術研究所）

招待講演1 「フラクタルへの誘い」飯尾淳教授（中央大学）

招待講演2 「小学校の授業で実施しているscratchを使った機械学習で撮影した花を判別する（仮」久保田善彦教授（玉川大学）

招待講演3「機械学習による水素社会のための磁気冷凍材料の開発」高野義彦主任研究員（物質材料研究機構）

招待講演4「調整中」相馬智也様（NEC AI・アナリティクス事業部 (兼 セキュリティシステム研究所）

■費用

今回も、盛りだくさんな内容です。 参加費は無料です。 宿泊会費（宿泊・宴会費など）：宿泊会費は1.3万円（宿泊費、宴会食事、朝食、※酒代は別）、懇親会のみは　4400円（※酒代は別）※現在、宿泊会費は調整中です。

★宿泊、懇親会に不参加の場合には無料です。

■各講演内容の説明

・ハンズオンでは、機械学習として各地の気温のデータをもとに気温をAIが予測して回答するといったことをおこないます。 pythonを使ったデータの前処理から予測して回答するまでをハンズオンのご講演をいただきます。

招待講演 ・飯尾教授のお話は・・・・・

・久保田教授のお話は、GIGAスクールで今年度から小中学校でもプログラミング教育が始まりました。そこで実際にAIとして機械学習を行いscratchつかって児童生徒が撮影した花の写真を何の花なのかを判定するといったことが授業で行われ始めました。ハンズオン形式でご講演をいただきます。

・高野義彦主任研究員のお話は、「機械学習による水素社会のための磁気冷凍材料の開発」と題して、機械学習をつかって素材開発のご講演をいただきます。 　 高野さんのこのお話、すごいです！！ 　現在、地球規模で課題になっている脱炭素。この解決策として水素をエネルギーとした取り組みが急務で行われています。鹿島臨海工業地帯でも日本製鐵の高炉を止めるお話、炭素をつかった火力発電にはメガバンクは融資しないことが決定となり、発電に関してエネルギートランスフォーメーションが求められている状況です。バイオマス発電が8月から本格稼働しますが、それだけでは解決できない石炭などの代替の問題が多々あります。 　身近な問題だけでなく、我が国の経済活動ができなくなるような状態です。しかし、この解決策として水素が注目されています。しかし、水素を使うには、水素の体積を圧縮して液化して蓄積する方法と燃焼するための研究開発が必要になります。 この蓄積方法は、高野さんのお話を聞いて聞いていただければ感動を感じると思います。必見です！！

ご講演の内容は、ハンズオン形式のため、パソコンを持参願いします。

講演1「「AIを勉強しよう機械学習とは」〜前提知識がなくても大丈夫！pythonで機械学習〜　- ハンズオン

岡田忠　主席研究員　鹿島情報技術研究所

https://researchmap.jp/okadat/

概要： 　AIで画像判定したり、大量なデータから未来を予測するといったことをどうやったらいいのか悩んでいる方は多いと思います。集めた情報はどうやって判断につかうのか、逆にどう集めればいいのか、何が行われて判別されているのかなど考えることはあると思いますが、体験してみないとわかりづらいところでもあります。 　大量なデータをもとに機械学習をおこなうといったことを体験してみたいと思います。 　今回は使用するデータを前処理といって使えるデータに整備し、各地の気温データをもとにpythonというプログラミング言語を使用して、機械学習をしてみたいと思います。 　利用する過去のデータから、未来を予測するといったことを体験し機械学習でどんなことがおこなわれているのか、わかりやすく面白く体験しながら勉強できると思います。

プロフィール： 　1971年、茨城県鹿嶋市生まれ。茨城大学大学院 理工学研究科 情報・システム科学専攻 博士後期課程単位取得退学。 情報保全、危機管理、災害リスク、リスクコミュニケーション研究、人工知能、セマンティックウェブ、ナレッジグラフ、オントロジー、サイバーセキュリティ、GEOINT、テロ対策、国際テロ。パケット解析、Linuxを用いたシステムに関する評価、検証、システム構築。LinuxPCに関する評価、検証、システム構築及び推進、プロジェクトマネージメントなど従事。 委員として、2006年から日本OSS推進フォーラム デスクトップ部会　メンバー、クラウド技術部会 副部会長兼チーム2リーダ。国際情報化協力センター(CICC)アジアOSS普及推進小委員会委員。電子情報通信学会サイバーワールド研究会専門委員。2014年からデジタル・フォレンジック研究会 日本語処理解析性能評価分科会委員。サイバー防衛部会　課題検討整理分科会主査。いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会つくば市実行委員会　常任委員、競技委員。 研究会・勉強会 デジタルフォレンジック研究会 、社会情報学勉強会 SocioInfo/安全保障勉強会 SecInfo主宰。OSS、情報セキュリティ、IT農業、スポーツIT、等。クライシスマネージャ（安全保障危機管理士）、第二種電気工事士など 所属学会、情報処理学会、日本リスク研究学会、日本国際情報学会、戦略研究学会

招待講演1「フラクタルへの誘い」　-ハンズオン

飯尾淳　教授　中央大学 国際情報学部

researchmap: https://researchmap.jp/iiojun

概要： 　フラクタルとは、自己相似形という特徴を持つ図形であり、自然界でもしばしば観察される現象を数理的にモデル化したものです。自己相似形という特徴から、再帰的に定義される関数を用いてシンプルに描画することができます。Pythonのタートルグラフィック環境を用いて、皆でヒルベルト曲線を描いてみましょう。その美しさに惚れ惚れすること間違いなしです！

プロフィール： 　1970年，岐阜市に生まれ，小学校から高校まで長野で山に囲まれて育つ．1988年，長野県長野高校卒業後，東京大学入学のため上京．1994年，東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了．同年(株)三菱総合研究所入社．2009年から東京農工大学国際センターの客員准教授を兼務．三菱総合研究所情報技術研究センター主席研究員を経て，2013年，中央大学文学部社会情報学専攻，准教授，兼，理工学研究所，社会科学研究所，研究員．2014年，同学部教授，2019年より，現職．2020年，中央大学AI・データサイエンスセンター，所員．2021年，中央大学人文科学研究所，研究員．人間とシステムのインタラクション，人間とITの関わり方について，強い興味を示す．専門は，ユーザインタフェース，オープンソースソフトウェア，IT人材育成，データ解析等．ミステリとバーボンをこよなく愛する研究者．

招待講演2「小学校の授業で実施しているscratchを使った機械学習で撮影した花を判別する」（仮

久保田善彦　教授　　玉川大学　教育学研究科

概要： 　調整中 　

プロフィール：　 　茨城県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了後，茨城県公立小学校教諭および公立中学校理科教諭として15年あまり勤務。傍ら，上越教育大学大学院修士課程，兵庫教育大学大学院連合大学院博士課程を修了。上越教育大学教職大学院，連合大学院博士課程，宇都宮大学教職大学院をへて現職。科学概念の変容と授業デザイン，ARやVRなど先進技術を利用した教材開発，教科教育全般の授業改善やカリキュラム・マネージメントの研究を行っている。著書に『GIGAスクールで実現する新しい学び』（2021東京書籍），『これならできる小学校教科でのプログラミング教育』（2018東京書籍），「月の満ち欠けの学習における空間的視点取得の特徴」（2021理科教育学研究），「「太陽の動きとかげ」の理解を支援するソフトウエアの開発と評価」（2021日本教育工学会論文誌），「一斉授業において公的発話が私的発話に移行する過程の研究」（2019臨床教科教育学会誌），「小集団の議論と個人の振り返りを保証したワークショップ型授業研究の実践」（2016教育システム情報学会誌）などがある。多くの小中学校の校内研修にかかわる。近年は高等学校の授業研究にも関わり，授業改善とカリキュラム・マネージメントを実践的に検討している。

https://researchmap.jp/kubota66

招待講演3「機械学習による水素社会のための磁気冷凍材料の開発」

高野義彦　MANA主任研究者（グループリーダ）　国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点

https://researchmap.jp/yoshihiko_takano

概要： 　調整中

プロフィール：（ご確認お願いいます） 　横浜国立大学附属横浜中学校卒業、横浜市立大学卒業、横浜市立大学博士課程修了、博士(理学)。 東京大学物性研究所特別研究員等を経て、1999年物質材料研究機構研究員。2006年よりグループリーダー。筑波大学、東京理科大学、東京電機大学の連係大学院教授を兼任。高温超伝導体、ダイヤモンド超伝導体、鉄系超伝導体などの研究に携わる。現在は室温超伝導体を目指してデーターと高圧力を使った新規超伝導体の探索に挑戦している。

招待講演4「調整中」

相馬智也様　シニアビジネスコンサルタント（データアナリスト）NEC AI・アナリティクス事業部 兼 セキュリティシステム研究所

https://jpn.nec.com/ai/consulting/analyst/soma.html

概要： 　調整中

プロフィール：　調整中

PCのご持参お願いします！

スケジュール＆講師・開催場所・交通機関

日時 ・7月31日（土）、8月1日（日）の 2日間

1日目 -9:00　鹿島セントラルホテル集合

-9:50開始 SocioInfo#20 説明　岡田忠　主席研究員　鹿島情報技術研究所

-10:00ハンズオン講習「AIを勉強しよう機械学習とは」

-12:00昼食

-13:00ハンズオン講習「AIを勉強しよう機械学習とは」

-14:00招待講演1 「フラクタルへの誘い」　飯尾淳　教授　中央大学　国際情報学部

-15:00招待講演2「小学校の授業で実施しているscratchを使った機械学習で撮影した花を判別する」（仮　久保田善彦　教授　玉川大学　教育学研究科

-16:00招待講演3「機械学習による水素社会のための磁気冷凍材料の開発」高野義彦　主任研究員　物質・材料研究機構　国際ナノアーキテクトニクス研究拠点

-17:00 買い出し、お風呂など

-18:30 懇親会

2日目

-9:00 ハンズオン講習「AIを勉強しよう機械学習とは」

-12:00　昼食

-13:00 見学会（観光に行きましょう！） 　→愛友酒造酒蔵（ http://aiyu-sake.jp ),鹿島神宮、場合によっては海、そのほか

■講師

• 岡田忠 様　主席研究員　鹿島情報技術研究所

• 飯尾 淳 様　中央大学　国際情報学部　教授

• 久保田善彦 様　玉川大学　教育学研究科　教授

• 高野義彦 様　国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点　MANA主任研究者（グループリーダ）

• 相馬智也様　NEC AI・アナリティクス事業部 兼 セキュリティシステム研究所　シニアビジネスコンサルタント（データアナリスト）

参加費用（宿泊・宴会費など）：宿泊会費は1.3万円（宿泊費、宴会食事、朝食、※酒代は別）、懇親会のみは　4400円（※酒代は別）※現在、調整中 ★宿泊、宴会に不参加の場合には、無料です。

場所：茨城県神栖市　鹿島セントラルホテル高速バス降り場で集合（時間は後日指定しますが現時点の予定では9:00集合予定です。） （会場は、東京八重洲南口１番バス乗り場から、鹿島神宮行き、鹿島セントラルホテル高速バス降り場のバス停で集合です。） 時刻表は下記になります。 https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2021/21042803_bus/info_5.pdf

東京駅からは下記の停留所から発車です。 http://kantetsu.co.jp/bus/highway_tokyo_st_busstop.html

1日目だと7:30東京駅発の高速バスが最初から間に合うバスになります。